CLANNADのテーマは家族、と"だけ"書いたヤツはケツバット(したい)。

「絆」とかでも言える事だけど。


ありえないですよ、「家族」という一言だけがテーマとか。
どうしてありえないかというと、どんだけの中身を持っていようと「家族」に合致するものは成し得ないから。補足説明無しに「家族」という一言だけで、クラナドに対するだけの言葉として存在することは不可能だから。「家族」って辞書引いて出てきた意味に合っていれば、何だって「家族」って言えるワケじゃないですか。そこそこワイルドカードなんですよ、「家族」って言葉が。クラナドが例え「家族」をめっちゃ描いている作品だとしても、少ししか描いてない作品だとしても、「家族」と言えてしまう。つまり(クラナドに限らないけど)、どれだけ多面的に濃密に家族を描いていようが、どれだけ一面から薄っぺらに家族を描いていようが、同じ「家族」という言葉で括れてしまうわけで。それにも関わらず「家族」の一言で終わらせるのは、クラナドという作品に対する説明にも評価にも、微塵もなっていない。「家族」と言うなら何処がどう「家族」なのか、どうしてそう思ったのかを、軽くでいいから触れて欲しい。