購入ウォーフェア

ゲーマーにとって、"ゲーム"とはいつからはじまるものなのか。タイトル画面でスタートボタンを押した時から?違う。本体の電源を入れ、ディスクをトレイに挿入した時から?これも違う。ゲームのパッケージを開けた時?違う。購入した瞬間?違う。
我々にとって"ゲーム"のはじまりとは、そのゲームの存在を知った瞬間からだ。まずはそこから始まる。ゲームは、トレーラーや体験版、雑誌・ネットの情報やCM、クチコミなどで我々に「買うべきだ」という攻勢をかけてくる。そこに対し、我々は勝手に期待し失望する。そこにも"ゲーム"はある。「買う買わない・期待する期待しない」ゲームに興ずる一員となるのだ。
さて。知ったところからがはじまりで、もうプレイしなくなるところが終わりだとすれば、購入する場面はさしずめ中ボスとでも言えるだろうか。非常に個人的な話ではあるが、私は今日、中ボスに敗れてきた。そう、つまり買えなかったのだ。売ってなかったり、レジが凄い混んでたりしたのだ。まだまだ購入の最中に自分はいる。この中ボスを倒し、明日こそは購入のウォーフェアではなく、モダンのウォーフェアの中に立っていたいものだ。


一行で言うと「買えなかったよちくしょー」ということ。