クラナド21話の第一印象

たま、増えなかった。


そもそもお前、どうして演劇をやりたいんだ?経験ゼロだろ?
「好きだからです」
どんな所が?
「楽しいと思いました。みんなで演技するのって」
「私、小さい頃から、学芸会とかそういうの病気で欠席しちゃって…学校も休みがちだったから、練習にも参加できなくて…だから、みんなでお芝居するのに、とても憧れてたんです」
「高校では絶対演劇部に入ろうって思ってました。3年間、演劇頑張ろうって。でも、結局高校でも、あんまり学校にこれなくて……3年生になってからは、ずっと休んじゃって……」
「だけど、それでもやってみたいんです」
「私、何にも知らないし、拙かったり下手だったりするかもしれませんけど、それでも、できるところまでやってみたい」
「力を併せて、みんなで一つのことを頑張る。それは素晴らしいことだと思うんです」
「私、そういうのが……ただ、好きなんです」
(第3話)
みんなで一つのことをやるのに憧れて。そして実際、みんなと一つのことをできるようになる。
手を合わせての「おー!」とか、役者じゃない人も加わってる(アバンの)発声練習とか、みんなが台本持って、みんなが演劇部に集って、とか、とか、とか。

智代の「お前で良かった」が、あまりにも皆の代弁すぎてて、もう。代弁というか、言い出せなかったけど、確信してなかったけど、自分の中にあったソレ、みたいなポジションか。智代のメガネ姿はいかんともしがたい。朋也に見られたくない心理も道理。

「みんなで一つのことを」は、来週にも繋がる渚シナリオの軸の一つ。多分。しかしこの感じだと、ますます「番外編」が何なのかが重要になってきた。
あ。もしかして、「みんなで一つのことを」ってのと「だんご大家族が好き」ってのはかかってるのかも。もしかして。