「けいおん！」アニメ化（PV編） - 好き好きほにゃらら超愛してる

http://jp.youtube.com/watch?v=eDxuXoI9UIc&fmt=35
丈・獅子丸さんのところ＆すっぴーさんのところで知った（はてなアンテナ経由だから両方ほぼ同時）のですが、再生数的に、現時点じゃあんまり知られてない？

原作は（特に初期）背景に白が多いので、アニメになるとかなり印象変わりそうな気がします。

――廃部寸前だった軽音部を舞台に
4人の女子高生が奏でる
ゆるやか部活ライフ♪

はい、最後の一行を注目です♪　本作品は、廃部寸前の部活においてありがちな悲哀に満ちて汗と努力と根性が青春に結びつく系展開ではないのでご安心下さい（？）
京アニかも、ということで（いや現時点では未確定ですけどね）、ハルヒのライブアライブを例に、演奏シーンが如何なる風になるのか？　みたいな点で注目が行っていますが、僕としては案外普通に収まるんじゃないかなと予想しています。や、ハルヒの文化祭は、”ハルヒだから”、ハルヒが望めばプロ級の内容になってくれなくてはいけないのですが、けいおんの文化祭は、”「けいおん！」ですから”、ゆるやか部活ライフですから、普通の高校生の文化祭ライブ演奏を超克してしまったらどうかなぁと思うのです。僕も高校のころは一年だけ軽音部にいまして、やってる本人たちは一生懸命だし超練習してるし「やっべおれ神じゃね？」と思う上手く行った瞬間が幾度も訪れるのですが、端から聴くと、ハルヒのそれのようなものからはとてもとても遠い状態になってしまっています（笑）。「ライブアライブ」はハルヒ（＆長門）の設定と併せてリアリティを持ちうる部分が非常に大きいと思うんですよね（三年生であるENOZの二人は別としても）。こういう言い方もなんですが、「必死な」ハルヒの姿が、逆に現前していないそういった要素を「隠蔽」しているとも言えます。
例えばもし「けいおん！」でまんまそれをやったらマズイのではないかなぁとか思います。
むしろ大事なのは、演奏どうこうより、部活の内実、その楽しさじゃないかなぁと。ゆるやか部活ライフだからこその「けいおん！」であり、「けいおん！」であるからこそのゆるやか部活ライフだと思うのです。実際、楽器を触るシーン自体が（原作では）、軽音部なのに多くはありませんですしね。今回のPVも、演奏のダイナミックさよりも微妙なぎこちなさの方が目に付いて、いやあとケーキとティーセットとか、廊下の感じとか差し込む光とか、そして何より唯のあの表情から、決して音楽だけではない「ゆるやか部活ライフ♪」が今まさに現前しようとしているように見えてならないのです。

僕は「けいおん！」、好きなのですが、どこが魅力なのか、となると、実はまるで言語化できなかったり（笑）。
や、なんというかですね、ネタは、結構ベタだと思うんですよ。だけど全然構えてる感じがしなくて、作為が濾過されてて、すんなり受け入れられる、というか普通に面白い。……うん、すみません、言語化できていなすぎですｗ
「ひだまりスケッチ」のアンソロジーか何かで”かきふらいさん”を知って、この人面白いなーと思いググッたら http://www.dokidokivisual.com/comics/book/past.php?cid=200 に行き着き、で、試し読みがあるので読んでみたら、一気に好きになってしまったという経緯でございます。興味を持たれた方は是非一度そこで試し読みしてみてください。