ストーリーについて・メモ

http://d.hatena.ne.jp/LoneStarSaloon/20070921/1190315571

これ関連。あとで書く用メモ。だから乱雑に置く。
つーか「変化」がアレなんだから、「らき☆すた」に物語が「無い」ってのも、まあ言えるよね。


・「因」だけではなく「関連」というのも大きく結ばれる?かなぁ。

・たとえ、コードギアス
2話でクロヴィスがルルに殺される。
クロヴィスの死、という出来事から分かること、2話まで見ている時点では。
・兄すら殺してしまうルルーシュの恨みの強さ・もしくは本気度の高さ。・ギアスを使い、母の死の真相を探る、その後の殺害。「母の死の真相、真犯人探し」という目的意識。・逆算的に、「母の死の真相・真犯人探し」がルルーシュの第一目標ではないか。・それ以前からの一連の流れとなるが、このようなことを成し得るルルーシュの能力の証明。・コーネリアなどの存在。
<物語外>・2話時点で兄をひとり殺すということ。この作品は展開が早いのでは?と思わせる作り。・また、多くのメイン級のキャラに死が起こるのかも?という予測も。・最後にコーネリアなどの名前を出すなど、「一敵去ってまた一敵」というような感じを印象付ける。
ある出来事から分かる・推測されることが、その出来事が起きた『因』に繋がり、またその分かったこと・またはこの出来事自体が、ここから先のストーリーの『因』にも繋がっている。
さらに俯瞰的に様々な出来事を見る視聴者には、この作品の物語構造に対する予測・期待や推測を持たせることも可能。

・『因』が何も無い(厳密には「何も」ではないが)最初は、なんか突拍子もないことを置けるんじゃないか?程度はあるけど、最初なら、物語に対する信頼のまなざしは揺らぎづらいのでは。

・たとえば、エヴァンゲリオン
1話、いきなりワケわかんない敵が登場。ネルフとかも登場。まあ見ているその時点では『因』を知らない。ちょっとすれば推測は出来るくらいの情報は出てくるけど。あとで語られる『因』。
・はじめて見たとして。使徒のこと何も知らなくても、「街を(人・物を)壊す異形」という時点で、敵では?という判別が付く。・ネルフのことも分かんなくても(この時点ではなんか地下の秘密基地みたいな感じだけど)、「なんかあの異形と戦う人たち」みたいのはわかる。ネルフ=いいもの、異形=わるもの、みたいな認識。
・かような「わからない因」「わからない出来事」に対する捉え方に、常識や過去に触れた物語・その設定などの蓄積からの検索、みたいなのが役立っているのではないだろうか。・そりゃ街壊して物壊してりゃわるものだろう常考、とか。それと戦う地球防衛軍的存在はどうみてもいいものだろ、普通そういう設定じゃん、とか。・認識するのは自分自身なのだから、「自分自身という観点」「自分固有の知識」などが推測補完に大いに役立つ。
・そもそも物語構築が「補完」で成り立っているのだから。

・心象世界を表すような映像・言語に対しての物語的認識について。
・わかんね。保留。