この感度は揺るがないの 貧しさこそが敵

『ef』がすげえ、てゆうか見てるだけでメチャクチャ居心地がいいんですけど。唯一難点を言えば、常に意味を込められた映像だらけで、ただ見ている分には気持ちいいくらいの感度なのですが、意味解釈を考えて見だすと本気で疲れるってとこくらい(どこまで解釈していいのかもわかんないし)(全部アクセントって感じだから、何処が力点が置かれたアクセントなのかが分からなくなってしまう)。難点でもなんでもないっぽいですが。
2話は特に素晴らしかった。ミヤミヤとヒロヒロが会うくらいからは本当キレキレ。(話の)構成の仕方と、やっぱ何より見せ方・演出の勝利。
個人的には、(今のところは)今年一番の作品だっていうくらい好印象。



最近自分の中でサッカーブームです。プレステ2のゲームのウイニングイレブンにはまっちゃって。掃除してたら出てきたセリエAダイジェストのビデオにはまっちゃって。そういやあの選手は今どうしているんだろ……と、Wikipediaめぐりにはまっちゃって(ウィキペディ、もの凄く時間を取られる)。
そんなわけで、サッカーの日本対エジプト戦、見ました。前半の終わり際、2点目入ったあたりから。
実はオシムになってからの日本代表の試合をまともに見たのは始めてなんですが、結構面白かったです。海外組いなくてもここまで面白く見れるか、という印象。動きが豊かなんですよね、海外組いなくても。
特にサイドに寄って落ち着いた時なんかは、後からの飛び出しとフォローがよく見られます(加地が点取るちょっと前とか)。あの辺のパスワークの発想が本当面白くて。個人突破ではなく複数打開、って感じで気持ちいい。加地側のサイドでのパスワークと飛び出し、そしてフォローも、結構面白かったです。
あとプレスが、凄いのなんの。常に出してるわけではなかったっぽいですが、中盤で数人での相手への寄せ、それを突破された後も素早い寄せと、数人がかりで積極的にプレスをかけてる場面が幾度か見られましたね。前線からのプレスも、得点に結び付きましたし。こりゃなかなか見ごたえあった。
逆に残念なのは、コンビネーションがイマイチな部分が幾度か見られたとこ。コンビネーションというか、ビジョンが共有できていない感じです。前のスペースに走り出すのを想定してパス出しているのに、もらう方は前のスペースにパス出されることを想定していなくて、追いつけずパスミスになったりとか。前線まで来ると、そんなに目立たないのですが、中盤の横パスでのそれが結構目立っていて、ちょっと残念。
攻撃は少ない枚数だと上手くフィニッシュまで行かないけど、両サイドの上がりを待ってからだと上手く行く、という感じがありました。走り出すのか、出さないのか、スペースを作るのか、待つのか、行くのか、どっちに行くのか。この辺がガッチリかみ合うと、さらに良くなってくるかと思います。速攻なんかは、昔のローマの試合なんかを見てると、やっぱビジョンの共有が大事かな、と思える。
あと、前半の見だしたばっかの頃は、結構ワンタッチのプレーが多かったのですけど、パスの出し手にプレッシャーが全然ない場面(しかも受け手にはプレッシャーがかかってる)でも結構使っていたので、そこら辺を臨機応変に対応していけたらもっといいかな、とか思いました。や、相手がエジプトだから、プレスも薄かったのかもしれませんけど。そしてその素早さこそが、面白いの元でもあったのですけど。
あと個人的には、けっこう加地好きなので、加地が活躍してくれて良かった。前向くし勝負しかけるしそれでいて結構勝つし、運動量豊富だし。運動量でいうと、なんかみんな豊富でしたね。
なんかすごい取り留めない内容になっちゃいましたけどw 久しぶりに見た日本代表サッカー、面白かったです。