空を見上げる少女の瞳に映る世界 第4話 だいいちいんしょう

かっけーとか、かっこいいとか、あと楽しいとか、そういったところです。それ以外に(以上に)言えることも言いたいことも考えたいことも今時点ではなし。
こう、ばーっと、沢山の敵がいて、沢山の味方もいて、彼らが戦って、沢山の動きがあって、沢山の派手なエフェクトが出て、沢山の色鮮やかな色彩が画面に散らばるじゃないですか。その中をムントなりガスなりが、その沢山の一部であったり中心であったり、一部でありながら中心であったりして、もっと沢山の動きや色彩を提供してくれたり、その沢山を、彼を起点に集約的に纏めたり(視聴者の眼的に)してくださるではないですか。それが心地よく、またかっこいい。ただただ沢山が乱雑に在るだけではなく、中心点があったり、その中心点もまた一部に還っていたり。見ているだけで快楽をもたらすような一連でした。
もちろん、お話との連関。何とも漠然と、未だ中心を掴めないながらも、沢山の事柄が大きな風呂敷の上に広げられているような、それでいて、中心にムントやユメミが座ったり座らなかったりを繰り返すような、そのまるで動きと相同的なお話との連関が、そこに重奏な深みを与えてくださいました。
きっと。